シニア犬・猫がごはんを食べないときの工夫
- 食べない対処は「温める・高さ・香り」の順で試すのがおすすめです
- 体重が落ち続ける・水も飲まない場合は受診が最優先です
- シニア用フードへの切り替えは、年齢でなく体の変化で判断してください
シニア期に入った犬や猫がごはんを食べなくなると、飼い主さんはとても心配になります。 ここでは、まず試したい工夫と、原因の切り分け方、フードの切り替え方、受診の目安を整理しました。 心配な様子が続くときは、ここに書いてあることより先に、動物病院への相談を優先してください。
① まず試す3つ
次の順番で試してみると、食いつきが変わることが多いです。
- 人肌に温める: フードを軽く温めると香りが立ちやすくなり、食欲を刺激しやすいと言われています
- 食器の高さ: 首を下げる姿勢がつらい子は、少し高さのある台に食器を乗せると食べやすくなることがあります
- トッピング: ささみの茹で汁や、無塩の鰹節・魚系のトッピングは香りが強く、食いつきが変わることが多いです
② 食べない原因の切り分け
食べない原因には、口や歯の痛み、嗅覚の衰え、病気のサインなど、さまざまなものが考えられます。 ただ、これらを飼い主さんが自分で見分けるのは難しく、無理に見分けようとする必要はありません。 食べない状態が続く場合は、原因の特定も含めて動物病院に相談するのが確実です。
③ シニア用フードへの切り替え
シニア用フードへの切り替えは、「何歳になったら」という年齢の目安よりも、 食べ方・体重・便の様子といった体の変化を見て判断することが多いようです。
切り替える際は、いきなり全量を変えるのではなく、今までのフードに少しずつ混ぜながら 割合を増やしていくと、お腹への負担が少なく済むことが多いです。
④ 食べない日が続くときの受診目安
次のような状態が見られたら、様子を見ずに受診を優先してください。
- 丸1日(24時間程度)食べない
- 水も飲まない
- 体重が減り続けている
※上記はあくまで一般的な目安です。持病がある場合や高齢の場合は、この目安より早めの受診を検討してください。
よくある質問
シニア犬がごはんを食べないとき、まず何をすればいい?
「温める・高さ・香り」の順で試してみてください。フードを人肌程度に温めると香りが立ちやすくなります。食器を少し高い位置に置く、ささみの茹で汁や無塩の鰹節などをトッピングして香りを強くするのも効果的なことが多いです。丸1日食べない・水も飲まない場合は、様子を見ずに受診してください。
シニア用フードにはいつ切り替える?
年齢だけを基準にせず、食べ方・体重・便の状態など体の変化に合わせて判断することが多いです。切り替える際は、急に全量を変えるのではなく、今までのフードに少しずつ混ぜながら量を増やしていくと体への負担が少ないと言われています。判断に迷う場合はかかりつけの動物病院に相談してください。
何日食べなかったら病院に行くべき?
目安として、丸1日(24時間程度)食べない・水も飲まない場合や、食べない状態とあわせて体重減少が続く場合は、様子を見ずに受診を最優先してください。持病がある場合や高齢の場合は、この目安より早めに動物病院へ相談することをおすすめします。